2024年 第44回医療情報学連合大会 共催
三菱電機展示(ホスピタリティ)ルーム
2024年
11月22日金・ 11月23日土(祝)・
11月24日日
会場 福岡国際会議場・福岡サンパレス
セミナーのご案内 Seminar
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11月22日(金) 14:00 ~ 15:00
HPKIの最新動向
日本医師会電子認証センター システム開発研究部門長 矢野 一博
令和5年1月から電子処方箋の本格運用が開始された。現在のところ国が掲げる普及目標には遠く及ばないが、 HPKIによる電子署名は必須とされていることから、HPKI電子署名を行える医師資格証は急速に発行数が 伸びている。2024年9月末現在で87,179枚、日本医師会の会員に占める割合は30%を超え、全医師に占める割合も 25%になった。また、HPKIを活用する環境もHPKIセカンド電子証明書を使ったリモート署名を整備し、 スマートホンで活用できるデジタル医師資格証の提供も開始した。
一方、国は引き続き医療DXを強力に推進しており、そのツールの一つとしてマイナンバーカードの普及を 進めている。これらの情勢も踏まえ、HPKIや医師資格証、リモート署名に係る最新動向、マイナンバーカードとの 関係などについて解説する。 -
11月22日(金) 16:00 ~ 17:00
電子処方箋の最新動向(仮題)
日本薬剤師会 中央薬事情報センター 医療情報管理部 部長 河野 行満
2023年1月に電子処方箋の運用が開始され、約1年10ヶ月が経過した。本講演では、この間の日本薬剤師会の取り組みに加え、現時点での課題や電子処方箋の運用と医療DXの各種施策の関連等についてを概説したい。
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11月23日(土) 10:00 ~ 11:00
JAHISにおける医療情報化に対する取り組みと最新動向
一般社団法人 保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS) 事業企画推進室 室長 小林 俊夫
政府は2024.6.21に、いわゆる「骨太方針2024」を公表し、医療DX推進などに尽力する方針が明確化されたが、厚労省は既に2022.9.22に局を横断する組織「医療DX令和ビジョン2030」厚生労働省推進チームを結成し、また2022.10.11には、総理を本部長とする医療DX推進本部が設置され、体制としては盤石と考えられている。
一方で、現在、その計画はどうなっているのか、また、何が課題として残っているのかを述べさせて頂くと共に、JAHISが如何に真摯に対応して成果を上げてきたかを、これまでの活動等をご紹介しながら医療関係者に紹介する。 -
11月23日(土) 14:00 ~ 16:00
公開シンポジウム
「医療DXにおけるHPKIの利活用に関する公開討論会」
(主催:医療情報システム開発センター、共催:日本医師会、日本薬剤師会)<座長>
一般財団法人 医療情報システム開発センター 理事長 山本 隆一パネリスト
公益社団法人日本医師会 常任理事 佐原 博之
公益社団法人日本歯科医師会 常務理事 小野寺 哲夫
公益社団法人日本薬剤師会 副会長 原口 亨
厚生労働省 医政局 参事官(特定医薬品開発支援・医療情報担当) 田中 彰子
デジタル庁 国民向けサービスグループ 参事官 上田 尚弘- 公開シンポジウム
- 電子処方箋が始まり、医師、歯科医師、薬剤師のHPKI電子証明書の利用が加速しています。HPKI電子証明書は
資格者であることを証明する電子証明書であり、医療DXの根幹として必要なツールとなります。
今回は、日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会、厚生労働省、デジタル庁から講師をお招きし、 電子処方箋、医療DXについて講演会と公開シンポジウムを行います。
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11月24日(日) 10:00 ~ 11:00
医療機器におけるサイバーセキュリティ対策の最新動向
一般社団法人電子情報技術産業協会 ヘルスケアインダストリ部会
医療用ソフトウェア専門委員会 委員長/日本光電工業(株) 技術戦略本部 松元 恒一郎医療機器規制の国際調和を目指すIMDRFから「医療機器サイバーセキュリティの原則と実践」に関するガイダンスが2020年発行され、2023年3月にレガシー医療機器、SBOMの追補も策定されました。日本でも薬機法による規制にこのガイダンスを取り込み、基本要件基準の改正が2023年4月より施行され、1年の経過措置が終わり、各製造販売業者はこれに基づいて対応しています。この一般原則及びベストプラクティスについての策定等の背景やその記載内容、日本での対応の状況等、医療機器製造販売業者の視点から対策について説明します。
展示のご案内 Exhibition
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医療DXにおけるHPKIの利活用
日本医師会 電子認証センター 日本薬剤師会 認証局
医療DXを進める中で、医療に係る様々な情報がデジタル化されます。その情報のほとんどは患者さんに 関わる情報であり、中には患者さんの命に関わる情報もあります。このような情報に対しては、改ざんされていないことを保証、検知するだけではなく、医師・歯科医師や薬剤師という資格者が責任を持って作成した ものであることも同時に証明しなくてはなりません。そのための重要な基盤としてHPKIは存在しています。
本出展では、HPKIが大きな役割を果たし、医療DXの柱のひとつである電子処方箋に関して、医療機関(病院)および薬局のシステム連携のデモンストレーションを実施します。現場では見えづらい一気通貫のシステム連携を通して、医療DXにおけるHPKIの役割やその実際の利活用方法をご覧ください。
なお、ご自身が所持されているHPKIカードを使った実体験も可能です。 -
電子処方箋向け電子署名ライブラリ
電子署名・タイムスタンプ自動化支援ソリューション MistyGuard<らくポン™>三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社
- 電子処方箋向け電子署名ライブラリ
- 既存システムへの組み込み易さを重視した、電子処方箋対応向けの電子署名・署名検証 ソリュー ションをご紹介します。リモート署名への対応も予定しています。
- 電子署名・タイムスタンプ自動化支援ソリューション MistyGuard<らくポン™>
- 医療文書などのPDFファイルをフォルダに保存するだけで電子署名・タイムスタンプを付与できるソリューションをご紹介します。施設内に保管されている紙文書の電子化にご利用いただけます。
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SecureMinder オンライン資格確認
三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社
SecureMinder オンライン資格確認は、厚生労働省「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」に準拠したIPsec+IKE(Internet Key Exchange)による通信の暗号化(盗聴防止)、電子証明書によるユーザー認証(なりすまし防止)を 用いたキュリティーレベルの高いVPNサービスです。「オンライン資格確認」に求められるセキュリティー要件を満たすだけでなく、「医療機関(医科・歯科)・薬局・訪問看護ステーション」の既存ネットワーク環境を活用し、 更にインターネットとIP-VPNの2種類の接続回線をサポートすることにより、多種多様な環境に合わせて導入することが可能です。これにより、お客様の設備環境を活かした「オンライン資格確認」の逸早い導入を実現します。
開催概要
テーマ:電子文書交換・地域医療連携・セキュリティ
- 期間
- 2024年11月22日(金)、23日(土祝)、24日(日)
- 会場
- 福岡国際会議場・福岡サンパレス
- セミナー
- 各セミナー 会場定員 約30名 + オンライン参加
- 展示
- 11月22日(金) 12:15~17:30
11月23日(土祝) 9:15~17:30
11月24日(日) 9:15~13:00
- 三菱電機展示(ホスピタリティ)ルームは第44回医療情報学連合大会の共催となりますので、医療情報学連合大会の事前登録、もしくは当日登録(有料)が必要となります。詳細は医療情報学連合大会のWebページをご覧ください。
第44回 医療情報学連合大会 - お問い合わせ先 三菱電機株式会社 三菱電機展示(ホスピタリティ)ルーム事務局
受付期間 10月1日~11月22日
mitsubishi-room@m-sem.com
交通アクセス
- 博多駅(博多口)から
- 博多駅西日本シティ銀行前 Fのりば 99番 バス 博多ふ頭 行き → 国際センター・サンパレス前 下車
- 博多駅西日本シティ銀行前 Fのりば 88番 BRT 博多ふ頭 行き → 国際センター・サンパレス前 下車
- 天神駅 から
- ソラリアステージ前 2Aのりば 80番・BRT 中央ふ頭 行き → マリンメッセ前 下車
アクセスマップ
会場:福岡国際会議場・福岡サンパレス
福岡県福岡市博多区石城町2−1